主婦の副業として陶芸家をしています

私は主婦の副業として陶芸作家をやっています。主人が給料の良い仕事をしているため、私は子育てに専念することができ、結婚以来は働いていなかったのですが、子どもも大きくなってくると、どうしても手持ち無沙汰の時間が増え始めて、落ち着かない心境に陥ることも多々あるようになってしまいました。そんなときです。近所の素敵なインテリアショップで味のある器を見ている時にふと思いついたのです。主婦の副業として陶芸をやろう、と。

私は陶芸で有名な土地に生まれた縁あって、高校生の頃は陶芸部に属していました。また、大学生の頃や就職してからも陶芸教室に通いつづけていたため、陶芸の基本は知っているつもりです。子育ての忙しさのあまり暫くは陶芸していませんでしたが、私はもともと陶芸好きだったのです。陶芸という趣味を再開させたい。私は久しぶりに自分のうちから熱い欲望が沸き立ってくることに気づきました。そして、無謀にも、それを売って主婦の副業としたいとまで思うようになったのです。

昨今は陶芸家ブームです。全国様々な土地で志ある人々が窯を開き、陶芸家として活動しています。私は幸いにも現在住んでいる土地が民窯で有名な町です。ここでなら陶芸に欠かせない良質の土には事欠きません。さらには、我が家の庭には大きなスペースがあって、小さな窯くらいな設置できそうです。私は居ても立ってもいられなくなって、夫にそのアイディアを話しました。笑われるかとも覚悟しましたが、夫は微笑みながら「俺の湯呑みも焼いてくれよ~」と了承してくれたのです。理解力のある男性と結婚できて私は本当に幸せです。

それからというもの、私の陶芸家活動が始まりました。最初こそ上手くいかなかったものの、最近は様々な人の助けもあって、それなりのものを焼きあげられるようになりました。そして、東京のギャラリーで個展を開かせてもらえるほどにもなりました。一つ10万円もするぐい呑みをお買い上げ頂いたこともあります。どうやら主婦の副業としての私の陶芸家人生は上々の滑り出しを見せたようです。雑誌ブルータスに掲載してくれるほどの陶芸家にいつかなりたいと思っています。

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